広がるメロディ、広がる音楽。連なる音は世界中へと注がれてゆく。
カウンター
プロフィール
HN:
八城 友
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/04/17
職業:
フリッカースペード→フリッカークラブ
趣味:
歌うこと、音を聞くこと、本を読むこと
自己紹介:
ここはWT2シルバーレインのキャラクター『八城友』のキャラ(&背後)ブログです。興味のない方、分かる気のない方は回れ右でお願いします。
●カテゴリ説明
・にっき。:友の日記。
・うた。:背後が思い浮かんだ歌などをつらつらと。また、アーティストの紹介なども。
・追憶:友の過去話など(コメント不可)。
・馳想:友が今考えていることなど(コメント不可)。
・背後日記:背後に関するもの。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
この作品(画像)は、有限会社トミーウォーカーの運営する『シルバーレイン』の世界観を元に、
有限会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
イラストの使用権は作品を発注した八城・友に、著作権は作者様自身に、全ての権利は有限会社トミーウォーカーが所有します。
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●カテゴリ説明
・にっき。:友の日記。
・うた。:背後が思い浮かんだ歌などをつらつらと。また、アーティストの紹介なども。
・追憶:友の過去話など(コメント不可)。
・馳想:友が今考えていることなど(コメント不可)。
・背後日記:背後に関するもの。
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この作品(画像)は、有限会社トミーウォーカーの運営する『シルバーレイン』の世界観を元に、
有限会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
イラストの使用権は作品を発注した八城・友に、著作権は作者様自身に、全ての権利は有限会社トミーウォーカーが所有します。
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特に何か理由がある訳ではない。
自分に興味がない存在が、何か行動をするのに理由など要らない。
だから、その日も特に理由などなかった。
飛び込んでくる、音。
それにとっては、自分など聞き手の一人に過ぎなかったのかもしれない。
それでも。
涙が出た。
救われたと思った。
自分はここにいていいのだと。
間違ってもいいのだ、と。
失敗作であっても構わないのだ、と。
小さくそのフレーズを口ずさむ。
もう一度、涙をこぼし、微笑んだ。
自分の為に。
自分の為に。
ずっと前に置いてきたはずの涙を流した。
ずっと昔に忘れたはずの笑みを浮かべた。
これから先。
何度も同じ思いに囚われるだろう。
自分の存在価値を見出せず、効率的に考えて必要ないと判断する事も多々あるだろう。
だが、気づいてしまった。
涙をこぼしたときに。
笑みを漏らしたときに。
救われたと思った時に。
もし、万が一。
自分の何かが誰かを救えるのだとしたら―――。
そう儚い夢を持ってしまった。
儚く、逆らいがたく、とてつもない夢。
逃げられるはずがなかった。
逃げるはずがなかった。
何もない自分が見出したたった一つのモノ。
他の誰でもない、俺自身の存在を認めてくれる唯一のモノ。
救う事で救われる。
それが暗いものであったとしても。
自分にとっては、立った一筋の光に思えた。
迷う必要はなかった。
一つの楽器を手に取り、歩き出す。
目に光はまだないけれど。
口元に浮かぶ笑みは間違いなく、虚無から来るものではなく。
目尻に光る涙は間違いなく、自虐的なものではないと思っていた。
2005 2 21
自分に興味がない存在が、何か行動をするのに理由など要らない。
だから、その日も特に理由などなかった。
飛び込んでくる、音。
それにとっては、自分など聞き手の一人に過ぎなかったのかもしれない。
それでも。
涙が出た。
救われたと思った。
自分はここにいていいのだと。
間違ってもいいのだ、と。
失敗作であっても構わないのだ、と。
小さくそのフレーズを口ずさむ。
もう一度、涙をこぼし、微笑んだ。
自分の為に。
自分の為に。
ずっと前に置いてきたはずの涙を流した。
ずっと昔に忘れたはずの笑みを浮かべた。
これから先。
何度も同じ思いに囚われるだろう。
自分の存在価値を見出せず、効率的に考えて必要ないと判断する事も多々あるだろう。
だが、気づいてしまった。
涙をこぼしたときに。
笑みを漏らしたときに。
救われたと思った時に。
もし、万が一。
自分の何かが誰かを救えるのだとしたら―――。
そう儚い夢を持ってしまった。
儚く、逆らいがたく、とてつもない夢。
逃げられるはずがなかった。
逃げるはずがなかった。
何もない自分が見出したたった一つのモノ。
他の誰でもない、俺自身の存在を認めてくれる唯一のモノ。
救う事で救われる。
それが暗いものであったとしても。
自分にとっては、立った一筋の光に思えた。
迷う必要はなかった。
一つの楽器を手に取り、歩き出す。
目に光はまだないけれど。
口元に浮かぶ笑みは間違いなく、虚無から来るものではなく。
目尻に光る涙は間違いなく、自虐的なものではないと思っていた。
2005 2 21
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